過去の記憶を思い出してイライラするのが辛い、やめたいあなたへ

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「過去を思い出して、イライラするのが辛い」

生きていると嫌なことがあり、
そのことを思い出して、イライラすることがありますよね。

・上司にイライラする

・友達との過去のケンカにずっとイライラしている

・イライラを収める方法がわからない

などイライラする時は、少し前にあった嫌なことが忘れられず、
ずっとイライラが続くという事が多くあります。

僕も同じように、
過去にされた嫌だったことを忘れられず、
たまに思い出してはイライラするということがよくありました。

ここではそのように、
辛かったことに対してイライラを収めることができない人に向けて、対処法をお話します。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

なぜ過去を思い出してイライラするのか

 

過去にあった嫌なことにイライラするあなたは、
とても辛い思いをしたことでしょう。

先輩に否定されて悔しい思いをしたり、
大好きだった人に振られたり、
家族に分かってもらえなかったり・・・。

そういう時は、とてもつらい感情だったり、
時にはどう仕様もない怒りが溢れてきますよね。

そのように過去を思い出してイライラしているときというのは、

「過去の記憶に反応している」

という状態です。

過去の記憶を忘れずに何度も思い出し、
その記憶に対して何度も「反応」するから、あなたはイライラしてしまうのです。

 

過去の記憶にイライラする理由

 

例えば友達とささいなことが原因でケンカしたとします。

そのケンカしている時というのは、
直接その相手に対してイライラしているかもしれません。

ですがその相手と離れた後でもずっと、

「ムカつく、イライラする」

と考え続けて苦しんでいるとしたら、それは、

「自分の記憶」に対してイライラしていることになります。

というのも相手はもう目の前にいないのですから、
そのイライラしている今は、少し前に喧嘩したという記憶に対してイライラしていますよね。

つまりそれは、
相手ではなく、自分の記憶に反応しているということになります。

 

過去は過去。思い出してイライラするのをやめるには

 

そのため過去は過去として忘れることができれば一番良いのですが、
なかなかそれは難しいことですよね。

そこでできる、イライラを抑える方法の一つが、

自分の反応を観察することです。

例えばさっきのケンカを思い出してイライラすると感じている場合、

「私は今、イライラしているなあ」

「これは記憶に対してイライラしているのか」

と自分を観察し、客観的に自分の状態を理解します。

ただただ冷静に、
客観的に自分の状態を把握する。

これに慣れると、
イライラすることが確実に減っていきます。

 

人は常に変化している。過去の記憶にイライラするのは無駄

 

そして、

「人は常に変化している」

これを把握する必要があります。

私達は生きている中で、
毎秒毎秒新しい刺激を受けています。

・仕事がうまく行った、失敗した

・友達と喧嘩した

・恋人ができた

・辛いことがあって落ち込み、大きな気づきを得た

・今日からは人にやさしくしよう

なんでもいいですが、
人は常に新しい自分になっています。

新しい刺激や経験があるたびに変化しますし、
1分、1秒、1瞬ごとに私達は常に変化しています。

記憶も1瞬経つごとにどんどん変化しています。

そんな私達人間です。

相手の心が変化しているだけでなく、自分も常に変化しています。

つまり、

「あの時あの人がこうしたから、あの人はダメな人だ、許さない」

というのは、ただのあなたの執着です。

それを持ち続けても、ただただ辛いだけです。

そこに気づきましょう。

 

過去以外でも、常に自分を客観的に理解しよう

 

過去を思い出しているときについて今お話しましたが、
普段の生活でも同じです。

ただ客観的に自分の状態を把握する。

「ああ、今私はイライラしているなあ」

こう理解します。
これが習慣づくと、イライラしにくくなっていきます。

イライラしている状態を客観的に見ることができず、
ただただその「怒り」という感情があふれるままにしているから、イライラが止まらなくなるわけです。

だからこそ、イライラした時は客観的に自分を見つめるのです。
反応しないことです。

ぜひ試してみてください。

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