昔クソ面白くないと思った漫画、惡の華が大好きになったので感想と考察を書く|ネタバレありまくり

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「惡の華」

こんなにおもしろいとは…。

もう、これを面白いという気持ちを隠すことはできない。
ここに書かずにはいられない。

大学時代の僕には、惡の華はクソ面白くない気持ち悪い漫画だった

 

大学時代、
漫画好きの友達Rの影響で知り、1巻を買って読んでみました。

ですがその感想は、
全くおもしろくない、気持ち悪い、意味がわからない。

というものでした。

1巻自体もちゃんと読まなかったのではなかったかな・・。

ですが最近周りで良いという声を聞き、全巻kindle版で買って読んでみたら、、、

ドはまりして即座に2回読んでしまいました。

個人的には久しぶりにすごく面白い漫画だった。

 

 

もう一度出会えてよかった…。

・人生について考えたり、哲学、心理学が好きな人

・生きづらさを感じている人(にはただ気持ち悪いかも・・?)

・家族や友達、恋人など、社会に自分を偽って生きている人

・自分と向き合い、幸せにフォーカス出来るようになってきた人

などには感想はどうあれ響きます。

上記に当てはまる方は、ぜひ一度手にとってみてください〜。

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という事でここからはネタバレありありで、感じたことをわーっと書いていきたいと思います♪
興味のある方、もう読んだ方などはぜひ見てみてください。

 

面白くない?気持ち悪い?漫画「惡の華」のあらすじ

 

悪の華は面白くない、気持ち悪いという声も多い一方、大好きというファンも多くいる漫画です。

惡の華は中学2年生の主人公春日くんと、
同じクラス仲村さん(ヒロイン)が中心に出てきます。

 

 

↑これが仲村さん。

教師にクソムシと言ったり、
完全にクラスでは浮きまくっています。

ですが後に、どうしてそう言っていたのかなど、中村さんの思いが分かっていきます。

そして春日くんには好きな女の子である佐伯さんがいるのですが、
ある日佐伯さんの体操服をエロい気持ちや状況での焦りから盗んでしまいます。

それを仲村さんに見られてしまい、バラされたくなかったら・・と色々なことをさせられます。

そして最初は春日くんは佐伯さんが好きでしたが、
仲村さんの中に「他の人とは違うもの」を感じ、仲村さんのことがどんどん気になっていきます。

 

漫画「惡の華」の感想(考察)|ネタバレありまくり

 

僕なりの解釈ですが、
惡の華では、

会社や学校という、いわゆる「世間一般の普通」を当然として受け入れている大多数の人と、
それに中学生ながらに強い違和感を感じている仲村さんや春日くんという二極の存在が出てきます。

この社会と同じですが、つまり、

①世間体を気にしてただ飯を食うため、結婚などのためだけに生きている人

②世間体に縛られず、自分の人生にこだわりを持ち、「自分の心」に素直に生きている人

この2パターンがいます。

どちらが良いなどはありません。
人生は好みなのです。

仲村さんは、①の人をクソムシと呼び、②として生きたいが、
周りのほぼ全員が①で、かつ中学生ということもあり、苦しんで生きているのです。

 

最近の若い世代は、惡の華の仲村さん的な人が増えている

 

そして最近は中学生、高校生、大学生で起業したり、
その他にも突飛な行動をとったりという人が増えています。

このように自分の心に自由に生きている人間がまさに、仲村さんのような②の人たちです。

僕が数年前会社員になってから気づき始め、
起業4年目の今年やっとより深く気づき始めている、というものですが、最近は中学生が気づいているのです。

Youtuberやライブ配信をしている人もそうですよね。
今の若い人たちの価値観はすごい。

周りの、

「大学に行くのが当たり前」

「会社に行くのが当たり前」

「男だからこう、女だからこうが当たり前」

などのなんの根拠もない、
ただ世間がそういう感じだから、という当たり前に負けず、自分の道を進んでいるのです。

 

主人公達が変わっていくのが面白い|漫画、悪の華感想(考察)

 

春日くんは最初は当たり前を受け入れている「普通」の子でしたが徐々に変化していきます。
そして春日くんと関わる女の子たちも変化していきます。

中でも引っ込み思案な春日くんが「過剰な自意識」と向き合い克服し、
高校で出会った彼氏持ちの女の子に告白するところは好きです。

あの、周りの目を気にしてしたいことをせず、
ずっと過去の仲村さんに囚われていた春日くんが、悪の華を握りつぶして彼氏を無視して告白するシーンは感動でした・・。

 

 

はー面白かった。

 

人目を気にせずわーっと笑っているシーンも大好き

 

中学時代と、仲村さんとの再開時と2回ほどありますが、
春日くんたちがぐちゃぐちゃになりながら満面の笑顔で笑っているシーンも大好きです。

「俺ももっと素直に楽しもう」って気になりました。

漫画読んでると自分のことも分かって面白いですね〜〜〜。

 

悪の華、面白くないキモい漫画だと思っていたが、感想は変わる

 

本当、
最初の春日くんが体操服をパクってからの1巻の流れは大学時代は苦手でしたねー。

でも、こうして時が過ぎた今見ると、こんなにも見え方が変わるのかと。

大学時代、1巻は完全に引いてたのに、
今回は、1巻から笑いとワクワクで超楽しい気分でした。

この大学時代からの変化も感じていたので、より一層面白かったです。

はー良い時間過ごした。楽しかった。

 

 

惡の華は現実を見つめる漫画、
哲学、生きる事を考えさせてくれる漫画です。

気になる人は読んでみてくださいね(^^)

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