こんにちは、フランスにきて1ヶ月半ほどのコウです。
フランスにきて大体1週間ほど経った頃、
「フランス人のエアビーオーナーから脅迫されて、警察に行った」
のでその時のことを書きたいと思います。
目次
エアビーとは
まずエアビーとは、オンライン上で一定期間の宿泊先を見つけることができるサービスのことです。
アパートや一軒家の中の一部屋、家一軒、キャンプのスペースなど色々あります。
エアビーでは評価が大切
そしてエアビーでは、オーナーは宿泊客からの評価がとても大切になっています。
星五個やコメント等々で評価され、良い評価が無いともちろん予約は入りにくくなります。
フランスで初めての1人でのエアビー
2019年に友人たちと10人ほどでパリに4日ほどエアビーで泊まったことがありましたが、今回はその時とは違い、1人でした。
今回はアパートの中の一部屋に泊まる形で、フランス人のオーナーはリビングのソファベッドみたいなところに寝る感じでした。
早めにアパートを出ることに
今回は7日間で予約しましたが、5日目で出ることにしました。
というのも、
・WIFIが何度も止まる
・オーナーが最初の日だけいて、2日目からは他国に行ってしまい、聞きたいことも聞きにくくなったこと
などの状況で、アパートがあまり好きではなかったからです。
例えば電気式のコンロの使い方がわからなかった時も、電話には出ないし、メッセージで聞くのもすごく手間でした。
鍵の返し方を言われていなかった
そして出ていく準備ができた時、鍵の返し方を教わっていないことに気づきました。
ただ、もうその時点で、新しい家(1ヶ月後に詐欺をされる家)と、語学学校にお金を払いにいくことになっていました。
オーナーに電話やメッセージをしましたが連絡はありませんでした。
そしてその鍵をオーナーのポストに入れることにしました。
アパートのポスト
そのポストは住人一人一人に与えられており、それらはアパートの中にかたまって設置されてあります。
そしてポストは鍵のかかっているメインのドアを開け、アパートに入ったら手が届く様な形になっています。
しかし、ポスト自体はドアがあるだけで鍵はかかっていません。
そのため、アパートの中に誰か悪い人がいた場合は、もしかするとその人が鍵を見つけて盗っていってしまう可能性があります。
ポストに置いていくことにした
そうは思いましたが、やはりポストに置いていくことにしました。
というのも、連絡しても応じない、誰もアパートにいない、鍵の置き方を教えてきていなかったのは基本的にはオーナーの責任が大きいと思ったからです。
ここでもしも前もってオーナーに早く出ていきたいと相談していたりすればよかったのですが、それは次の機会になると思います。
夜、フランス人オーナーから電話
そして夜、メッセージを見たオーナーから電話がありました。
言ってきたことは、
・鍵をアパートに取りに行って、アパート内のパスワード付きの箱に鍵を入れてほしい
・泊まらなかった2日分のお金は返す
などと言ってきました。
もはや20時、21時くらいであったこと、雨が強く降っていたこと、遠かったことや基本的にはオーナーの問題だと思っていたことなどからいきたくはなかったですが、多少責任も感じていたので、アパートに行くことにしました。
アパートに着くころに、オーナーから意見の変更
そしてアパートに僕が着くころに、
「パスワード付の箱に鍵を入れるのではなく、鍵をもっておいてほしい。日曜日に会って、お金と鍵を交換しよう」
とオーナーは言ってきました。
なので、その通りに、鍵をもって家に帰り、日曜日になりました。
待ち合わせ場所に行くまでのオーナーの態度
これが本当に後から考えても気持ちが悪いのですが、
「Hey my friend!」
と言ってきたり、
笑顔で親指をグッドサインにしている写真などを送ってきたり、
とにかく、
「僕は怒っていたりしないし、悪い気分では無いよ!」
と伝えてきていました。
そして、、、
フランス人オーナーは警察と待っていた
そして僕が待ち合わせ場所の駅に着くと、
オーナーは鍵を僕から取り、近くに待っていた警察を呼び、何か汚い言葉をフランス語で言い、お金を渡さずに帰っていきました。
そして僕は来たばかりのフランスでフランス語も話せないのに、フランス人の警察と共に路上に取り残されました。
フランスで警察と取り残された恐怖
これがとにかく怖かったです。
まず、意味がわからない。
なぜ警察がいるのか、なぜ彼はお金を渡さずただ去って行ったのか、俺は捕まるのか。
などなど、とにかく謎で恐怖でした。
しかも、2人いた警察官のうち1人がちょっと英語を話すくらいで、コミュニケーションもまともに取れませんでした。
それに、人生で初めて警察と関わったというタイミングでもありました。
警察は僕を捕まえるとかでは全くなかった
しかし幸いにも、警察は特に何もしてこず、むしろまあ優しい感じでした。
そして僕は普通に帰ることが可能という状況でした。
しかし、、、
フランス人オーナーからの脅迫メッセージと警察、エアビーへの嘘
そしてここから色々わかっていくのですが、まず、
脅迫メッセージが届きました。
脅迫メッセージ
僕が警察と話していた時、彼からメッセージが来ました。
その時はとにかくテンパっていたので、あまりしっかり読みませんでしたが、とにかく嫌味を言ってきていたのはわかりました。
そして警察と別れた後、メッセージを読んでみました。
すると、
・電気式のコンロを使えない時点で、お前は馬鹿だと思っていたんだ。
・お前が悪いんだからとにかく黙っていろ。
・エアービーの評価も、するなよ。お前が悪い評価をしてきたとしても、俺にはあまり傷がつかないぞ。俺は100件以上の評価がもうついているが、お前には10件ほどしか評価が無い。だから俺がお前を悪くした場合、お前にはより多くのダメージが残る。だから、よく考えて、黙っていろよ。
ここまでは読んだのですが、最後のメッセージをちゃんと読みませんでした。
というのも色々と起こったことで精神的に追い詰められていて、しっかりとも見たくなかった、し、何も重要なことは言ってないと思ったからです。
のちに気づくのですが、次の様なことを最後のメッセージで言っていました。
・もしもお前が俺を脅迫してきたら、俺はお前の足を折ってやる!俺はこの街の人間みんなを知っている!だから黙っていろよ。
という様なことを言ってきました。
これはようは、オーナーは僕にエアービーの「評価」をしてほしくなかったんです。
だから、足を折る、みんな俺の味方だなどと言って僕を脅してきたということです。
ですがこの足を折るというメッセージに気付いたのは後になってからでした。
このフランス人オーナーからの脅迫が怖かった
今思えば、こんな奴は何もして来ないだろうとより思えます。
ですがその当時は、
・来て間もない、知り合いもあまりいないフランス
・フランス語が話せないという一番の弱み
・人生で初めて受けた脅迫
・警察を使って驚かされたこと(後でわかりますが、オーナーは警察に嘘をついていました。)
などなどの状況で、怖かったんです。
周りの人からのアドバイス
そして何人かの周りの人に相談したりしました。
多くの人は、
「何もしない方がいいよ」
という意見でした。
ですが僕は、
「何もしないとかありえないだろ」
と思っていました。
それに、僕の父親代わりの人に電話した時も、
「警察に行って全部話すべき」
などと言われてもいました。
ということで、、、エアービーにまず電話をかけることにしました。
と、書いていたらまだまだ続きそうなので、2話に分けることにします。
コウ