ということで、その1(フランスでフランス人嘘つきエアビーオーナーに脅迫されて警察に行くことになった経緯)からその2(エアービーの対応の悪さと利点。フランス人オーナーからの脅迫対応・返金)について書いてきました。
今日はその3ということで、脅迫してきたオーナーを通報しに、フランスの警察にとうとう行った話を書きたいと思います。
フランスで警察に行く
これは僕にとってはかなり難しいことでした。
というのも、
・フランス語をほぼ話せない
・フランスについてまだ10日ほどだった
・あまり英語やスペイン語を話せる人がいなそうだった
などの理由です。
なので、協力者が必要でした。
フランス人のおじいさんの知り合い
ということでフランスにきてから10日間ほどでしたが、ある本を読むグループで知り合ったフランス人のおじいさんに頼んでみることにしました。
彼とは一度しか話したことがなかったし、まあまあ時間が経っていたのですが、彼しかいなかったので、電話をしてみました。
スペイン語で起こったことを全て説明
彼はスペイン語も話せるおじさんだったので、スペイン語で起こったことを全て説明し、警察に一緒に行ってくれないか?と言いました。
急だし、手間だろうし、と思いましたが、まさかのOK。
翌日の午前10時に一緒に警察署に行っていいと言ってくれました。
翌日、フランス人の友人と警察へ
ということで朝10時に警察署前に集まりました。
その友人がなぜ僕たちがここにいるのかなどをしっかりとフランス語で説明してくれたので、何の問題もなく警察署に入ることができました。
そしてしばらく待つと、担当してくれる警察官が来て、個別の部屋まで連れて行ってくれました。
すごく優しい警察官だった
その警察官は、女性のフランス人警察官でした。
まずは英語をフランス語に翻訳してまとめたものを読んでもらいました。
そして、英語がわかる人だったので、その後英語で自分のくから説明しました。
最初から最後までとにかくしっかりと聞いてくれて、すごく安心できました。
報告書を作った
そして僕が話したことを全て綺麗にまとめてくれ、報告書を作ることができました。
そのときに大事だったのは、その問題の相手の名前をフルネームでわかることでした。
それがわかっていたら、簡単にその問題の相手の情報を警察官がわかるからです。
そしてまあ何はともあれ報告書作成が終わりました。
フランス人警察官の優しさ
彼女は親身になって聞いてくれた後、
「こういうやつはただ吠えるだけの子犬で、何もできる力はないのよ。安心してね。」
ということを言ってくれました。
そしてさらに、
「私が個人的にこいつに会いに行き、怒る」
の様なことを言ってくました。
実際に行ってくれたのかわかりませんが、とにかく何事もなく終わり、すごく幸せな気分になりました。
大きな問題がやっとこさ消えたからです。
この警察官に出会えたのは本当に幸せでラッキーなことだったなあと思います。
フランスで警察に通報する際の話
おそらくパリならほとんどの警察署で誰かが英語を話せるのではないかと想像します。
ですが僕がいたのはパリよりは小さいけどまあまあ大きい街で、僕がいった警察署以外は基本的には英語対応は基本は無いようでした。
警察署によってはタダで翻訳家を呼んでくれる
この話が終わったら、次にまたもう1人のひどいオーナーにお金を取られたりした話を書くのですが、その時は翻訳家をタダで呼んでもらえました。
とにかく人との繋がりほんまに大事
今更かよ…という感じですが、とにかく今回の件や、次の件を経験する中で、
「人との繋がりってほんとに大事なんやな」
と心から思いました。
次の回でも出てきますが、中国人のおじさんや学校のフランス人の先生等やコロンビア人の家族などいろんな人に超助けられまくります。
フランスで経験してきてることクソなことばっかりやなと思ってましたが、やはり難しい経験こそ色々教えてくれる、ということを思うと、やはり良い経験をさせてもらっているんだろうなあと思います。
コウ