今もチリに住んでいる。
その中である外国人と関わる機会が多くあるのだけど、
その人から何度も、
「中国人はみんなダメだ」
と聞かされた。
目次
人種差別をする人は、自分がされるまで気づかない
その人は、
「チリでは女性を大切にする運動が盛んだ」
「チリではゲイもレズもかなり受け入れられている」
「人を性別で差別してはいけない、人はみな平等に扱われるべきだ」
などと俺にいってくる。
だけど、その人は中国人を筆頭にその他の人種を差別する発言をよくする。
自分が自分に矛盾していることに気づいていない。
差別しているのはあなただよと伝えた
その人はあまりに無知すぎるので、
「差別しているのはあなただよ」
と伝えた。
だけどその人は理解できなかった。
おそらく、人種差別が何かも知らないのだ。
日本にいた頃は人種差別のことなんて考えていなかった
だが自分自身、
日本にいた頃は人種差別のことなどあまり考えたことがなかった。
しかし、2年半以上前から海外で生活する中で、
人種差別の問題はもう他人事ではなく、自分自身にも大きく関係していることだと知った。
海外に出て、外国人となる
海外に出て、自分の言語とは違う言語を話す国にいき、暮らすと、ようやく自分も外国人なのだと気づくのだと思う。
・言語が違うだけで、できることは少なくなる
・見た目で差別を受ける
・何もかもが難しくなる
そういった経験を受けて初めて、人種差別という概念、外国人が海外にいて体験する難しさを知る。
その人は旅行はしたことはあれど、海外に住んだ経験は無い。
そのため、海外に住むということの意味があまりわからないのだ。
自分が自分に矛盾していて、自分が外国人を差別しているという事実に気づいていない。
伝わらない場合、受け入れるしか無い。
これを伝えた時、あまり伝わらなかった。
だけど、代わりにわかったのは、そういう人もいる、受け入れるしか無いということだ。
他の外国人の友だちは、
「そういう人達は悲しいけれど何も知らないのだよ。」
と言っていた。
そして、
「私はそういう人達には期待しない」
と。
うん、そうだね。彼らに期待しても意味がない。
韓国人と日本人の人種差別問題
最近はマスゴミがあおることで韓国と日本の関係が悪く見えるけど、こういう動画を見つけた。
彼はすごいなあと思った。感動した。
ただ、こういう動画にも批判をする人達がいる。
彼らは俺が関わっているその人と一緒で、何も知らない人たちなのだと思う。
彼らには何を期待しても無駄だ。直接知ってでもいない限り、変えられないだろう。
彼らがなんとか同じ経験をする機会があれば変わるだろうけれど、彼らはどうしようもない子供ということを理解するしかない。
コウ