こんにちは、現在カナダに住んでいるkohです。
「失敗したくない」
「間違えることが怖い・・」
と悩む方は多くいるのではないでしょうか?
僕自身、同じ様に悩んだことが何度もあります。
ですが最近ふと思いました。
・英語がほぼできない頃から外国人に話しかけて友だちになっていた
・新卒1年目で会社を辞め、知識ゼロにもかかわらず起業した
・カナダにワーホリで来て、知らないカナダ人とカフェや路上で友達になる
などの自分の行動や、周りの人を見た時に、
「どうやら僕は失敗をほぼ恐れずに生きれているのでは?」
ということに気づきました。
失敗を怖がる時間が減った
特にカナダに来て半年ほど経った今、過去に比べて失敗を恐れて悩む時間がさらに減っていることに気が付きました。
そこで今回は、
過去に心理学を学びカウンセリングをしていた経緯もある僕が、「失敗してもいい」ということをテーマに自分の経験や考えをお話します。
失敗が怖い、という方はぜひ参考にしてみてくださいね。
失敗しても大丈夫?
まず、失敗することはダメなことだと考えていませんか?
ですが実際、
失敗しても大丈夫だし、むしろ失敗はどんどんしたほうがいいと僕は考えています。
僕はずっと、失敗が怖かった
僕は大学時代、アメリカに留学に行きたいと思っていた時期がありました。
ですが当時の教授に、
「留学なんて意味ない、行っても留年するだけ」
というようなことを言われ、結局大学時代はよくいる大学生同様、ただただ毎日を消化していました。
この教授の考え方は今思えばとても古く狭い考え方だったと思います。
ですが、本当に強くアメリカに行きたいと思い、失敗を恐れずに行動していれば、僕は留学していたことと思います。
・留年したら恥ずかしいのではないか
・TOEFLの点数が足りなくて、勉強が無駄に終わったら嫌だなあ
・アメリカに本当に行くいみがあるのかわからない
など色々と不安材料を思っていました。
そして結局それらは、
「失敗したくない、失敗が恥ずかしい」
という思いでした。
失敗してもいいの?大丈夫なの?
ですが今僕は結局、カナダに住んでいます。そこでは正直理想と違うことや辛いこともありました。
・本気で行動しないと、カナダ人の友だちはできない
・英語に集中するため、日本人とのつながりをなくす
・英語が通じないことでの苦労
など色々あります。
失敗したら、学ぶ
もしかすると、
英語が通じずにうまくコミュニケーションができないという状況は、失敗と言えるかもしれません。
恥ずかしい思いをし、相手にもめんどくさい思いをさせるかもしれません。
ですが、通じない、うまくコミュニケーションが取れないとわかったら、そこからどうすればいいかを考えることができるのではないでしょうか?
失敗したおかげで、英語が上達した
実際、僕はカナダ人の友だち達に英語が通じないことがかなり悔しいと感じたり、落ち込んだこともありました。
ですが僕は、
・カナダ人の先生に習い始めた
・知らないカナダ人に話しかけた
・もっと英語を勉強した
など、通じないという現象のおかげで、もっと英語を上達させることができています。
失敗すらしなかったら、ずっと憧れ続けるだけ
そして失敗すらしないで、
ただ単に、
「カナダに行ってみたいなあ…」
とだけ思っていると、カナダに行っている人をうらやみ、時にはずるいと怒り…
と、ただ憧れ続けるだけの人生になります。
僕は実際、「アメリカに1年留学した」という人に出会う度に、いいなあ…と昔はうらやんでいました。
失敗してもいいんだよ、「大丈夫」を知る事の大切さ
僕は数年前、心理学やカウンセリングを学びました。
その時にならったのが、
「失敗してもいいんだよ」
「大丈夫」なんだよ。
ということでした。
失敗してもいい理由
僕が今説明したように、実際、失敗は成長に繋がります。
また、その心理学の世界で習ったのは、
「失敗したとして、どんな困ることが起こるのか考えてみて?」
ということでした。
失敗したらどんな怖いことが起こるのか?
実際、カナダでワーホリしている90%以上の日本人は、カナダ人の友だちを作ることすらせずに日本に帰ります。
ですが、僕の今の友だちは、カナダ人だけです。これは、僕は失敗しても大丈夫だと思っているからです。
日本人がカナダ人の友だちを作れない理由の多くは、
・カナダ人に英語が通じないことが怖い、恥ずかしい
・カナダ人と関わって大丈夫なのかわからない
などがよくある理由でしょう。
確かに言いたいことはわかるのですが、
「仮に英語が通じなかったら、何が起こるのでしょうか?」
英語が通じなかったら?
通じなかったとしても、まあ相手との会話が終わるか、
その人ともう会わないか、もしくは何と言ったか聞き返すなどですよね。
別に間違えたからと言って、命を奪われたり、怖いことが起こるわけではありません。
そう考えたら、別に失敗してもいいじゃないですか?
ということです。
これはカナダや英語だけではなく、すべての事に言えるわけです。
仕事でも失敗してもいい、大丈夫。
日本ではよく、仕事で失敗すると、
・先輩、上司に怒られる
・昇進に響く
などと言われていますよね。
僕は、失敗したらダメという職場、上司からの圧力が強い職場はクソくらえだと思っています。
正直そういう職場はあまり良くないと思います。
ですが、仮に失敗したとしても、謝れば大体どんな人でも許してくれます。
そして最悪、他の仕事を探せばいいわけです。
会社員時代、先輩に歯向かった
僕は会社員時代、大嫌いな先輩がいました。
そのおばさん先輩は、僕に事あるごとに嫌味を言っていました。
例えば、特に何の理由もなく、「気持ち悪い」ということや、ゴミを僕にくれたり…
おそらく彼女は人をいじる方法を知らなかったのかも知れません。
ですが、
普通にこちらはとても嫌な気分になり、いじめだと感じていましたし、大嫌いでした。そこで僕は、会社のカウンセラーの先生に相談していました。
言い返してみたら、大丈夫だった
カウンセラーの先生が、やられっぱなしだと何も変わりません。
やり返さないと、相手はつけあがるだけです。
というような話になり、あるとき、
「あんたってホントだめよね」
みたいに言われた時に、
「え?僕はそんな事全然思いませんけどね?」
というように言い返してみました。
するとなぜかその日から、その先輩が優しくなったんです。本当にひどいことを言わなくなり、なんと仲良くなったんです。(ムカつく思いも残っていましたが。)
たまに過去であれば嫌だったことを言われたこともあったと思いますが、言い返せるようになっていたので、もうそれが嫌なことではなくなっていました。
仕事で失敗しても、謝る。もしくは新たな道を探せば大丈夫。
僕は実際、現在フリーランスとして働いて4年ほど経ちます。
あの時あの先輩がムカついたことも一つの理由で、会社を辞めました。
フリーランスとして働いてみると、
何も知らない新入社員が20万円もらえることの凄さを感じましたが、
さらに、
「自分で仕事を作るって可能なんだ」
ということも知りました。
僕は大学就職と、本当によくある日本人のようにただただレールの人生を歩んでいたタイプでした。そのため、自分で働くなんて考えたこともありませんでした。
ですがやると決めて始めて見ると、できたんです。
これは少し難しいことに感じるかも知れませんが、人生は大丈夫と僕が感じてきたことの理由の大きな一つ担っています。
失敗、大丈夫を確かめていけば、自信がつく
この様に僕は、
・会社で先輩に言い返す
・会社を辞めて仕事を始めてみる
・カナダで知らないカナダ人に話しかける
など、過去では怖くてできなかったようなことをやっていくことで、
「あれ、大丈夫じゃん?」
ということを繰り返してきました。
「大丈夫」に気づき続ける
そうして何かあるたびに大丈夫を知っていけば、
自分の中に、勝手に「大丈夫」の自信がついていくのだと思います。
大丈夫は、小さいことでいい
そして、大丈夫を感じることは、何も起業することや、海外に行くことではなくても大丈夫です。
・「先輩に言ったら怒られるかな?」と思うことを言ってみる
・いつもより少してきとうに仕事してみる
などのことです。
そして、「あれ、大丈夫じゃん?」に気づいてみてください。
それを繰り返すと、どんどん大丈夫の自信がついていきます。
思っている以上に、やっても怒られないこと、大丈夫なことばかりですし、怒られても謝って許してくれない人なんてほぼいません。
okoh