こんにちはチリにて人生修行中のコウです。
「おかしいと思うことを思いっきり真正面から伝えたことってありますか?」
僕は幼少期の母親による抑えつけ、虐待でそういうことが苦手でした。
ですが今チリにてそれを克服すべく、ちゃんと思いを正直に伝える練習をしています。
おかしいと思うことを正直に逃げずに言う
これ、会社や学校、家でなどなかなかできない人は多いと思います。
が今回、
チリで大家に思い切りものを言ったので、その時のことをお話したいと思います。
興味がある方は読んでみてください。
チリで法律を破るおばちゃん大家
つい3日前までチリのある家に半年ほど住んでいました。
ですが、家の大家がアメリカ旅行から帰ってくるため、家から10日間出ないといけなくなりました。
そのため、今は他の家に住んでいます。
チリでの海外旅行者に今課されているルール
海外から帰ってきた旅行者は、ホテルもしくは、誰も住んでいない家で10日間ロックダウンをしないといけない。
と決まっています。
ですが大家はそれを守らず、僕含め4人の居住者が住んでいる家に帰ってくると言いました。
チリ帰国日の1日前に連絡
帰国予定が金曜日の午前11時頃、ホテルではなく家に帰るということを、木曜日の昼に連絡してきました。
お前も一緒にロックダウンしろ
そしてその連絡の中で言われたのが、
「私がロックダウンする10日間、お前もロックダウンをしろ」
「政府の人がチェックに来るときは部屋の中に隠れていろ」
ということを言ってきました。
僕はキレて連絡
・帰国日の前日昼に家に帰ると連絡
・法律を破って帰ってくる
・コロナを持っているかもしれない自分(大家)と一緒に家にいろ
・法律破りの隠蔽をしろ(政府の人がいる間は部屋から出るな)
・10日間家から出てはいけない
ということを言われ、信じられないし、キレて連絡をしました。
大家からの逆ギレ
何もかもがおかしいので、おかしいと伝えたところ、逆ギレをされました。
「私はあなたがコロナにかかっていた時に世話をした。だからあなたは何も言うことはできない。」
というようなことを言ってきました。
謎にアメリカに住んでいる孫を連れて帰ってくる
さらに、アメリカに住んでいる孫を連れて帰ってくる。
さらにそれは、孫のバケーションのため。と言う理由でした。
そして9歳の孫を狭いホテル等に泊めることはできないなど全く意味の通らない言い訳をしました。
僕以外の4人の居住者+メイド二人に大きな影響
そして家に住んでいるのは僕だけではありません。
他にも3人の居住者と大家に仕えるメイドが2人います。
そのため、居住者は1日以内に泊まるところを見つけざるを得なくなり、かつメイドの一人は有給を使わなければならず、もうひとりのメイドは家で大家の世話をしないといけない状況になりました。
大家の行動の何もかもが信じられないし意味が通らない
法律を破っていることを気にもせず、他人に迷惑をかけることも全く気にしない横暴さ、子供としか思えないわがままな行動。
これは完全におかしいですよね。
僕以外の全員は大家に従って何も本音を言えない
僕は大家以外の一人の居住者とあとはメイド二人と大家の今回の件に関して話しました。
3人共大家が意味がわからない、ありえないと言っていました。
ですが全員怖くて何も言えない、言わないという状況でした。
僕も最初におかしいと言って逆ギレされたときは一旦引き下がりました。
避難した先の家にも家賃を払う
そして黙ってはいられないと思ったのが、
僕は今回避難した先の家にも日払いで家賃を支払って今滞在しています。
元々住んでいたことがある家で、今までの人生で住んだ中でトップ1,2を争うほどに好きだった家です。
ただ、前日に連絡をしなければいけなかったこと、急に10日間も泊めてもらうことなどからもちろんお金は払うと言いました。
ダブルで家賃を払わないといけないのはおかしい
そしてこうなると、
・横暴わがまま大家の家
・避難先の家
両方に10日間家賃を払わないといけないような状態になっていました。
ただすべてが大家の責任なのに支払うなんてありえないので、払わないで良いとしてもらうために、大家に連絡をすることにしました。
大家におかしい点等を丁寧に本音で書いて連絡
簡単に言うと次のように書きました。
・今両方の家賃を払わないといけなくなっていて、それは厳しい
・僕はあくまで旅行者なので会社の賃金もそこまで高くない
・あなたの家を気に入っている。コロナの時に助けてくれたことも感謝をしている。
・政府の指示、ルールに全く従っていない、それは法律違反だ。そんな自分勝手な理由で居住者全員が他の家にいかなくてはならなくなったのはどう考えてもおかしい。あなたがホテルに行くべきだ。
などなどのことを書きました。
全く自分の非を認めない赤ちゃん大家(推定68歳ほど)
それでも大家は、
・お前は家から外に出なくても働けるのだから、家に住めるはずだ
・私と一緒にロックダウンしろ
・政府の人がチェックに来ている間だけ隠れていれば良い
・お前がコロナの時に世話した私は本当はその分もお金を請求しても良かったんだぞ
・だから10日間分の家賃も払え
・明日荷物を持って出て行け
などなどと言ってきました。
結局自分が違反をしていることや、多くの他人に迷惑をかけていることを一切気にしない自分勝手な態度を改めたり謝ったりする気持ちが全くありませんでした。
しかも、10日間他人が入ってはいけないはずの家に明日きて荷物をまとめて出て行けとまで言ったのです。
大家は居住者と同等の存在だ
この大家は、大家である自分は居住者、メイドよりも偉い存在で、自分に従うべきと思っています。
これは住んでいていつも感じていましたが、金持ちであまり周りに意見を言われてこなかったため、子供のまま育った成れの果ての老害です。
なので、
「お前は大家であるからと言って、居住者や他の人よりも偉いわけではない。居住者がいるからこそお前は大家なのだから、大家と居住者は同等の存在だ。」
ということを書き、さらに、
・お前がやっているのは法律違反である
・更にその法律違反を我々居住者に強要しているのはどう考えてもおかしい
ということ等をもう一度しっかりと書き、かつ、僕がコロナにかかっていた際に助けてくれた件はもう一度ありがとうと言いました。
また、大家と孫が空港で受けたPCR検査の結果が陰性であったことをその家のグループラインに貼ってきていたのですが、それには誰からの返信もなかったことに対して、
・PCR検査の結果にも誰かの返信もなかったよね?それは本当はみんなあなたの対応がおかしいと思っているからでしょう?
ということも言いました。
さらに、コロナは帰ってきてからもかかる可能性があるので、空港の結果が陰性でも、彼らが本当に陰性かはまだわかりません。
大家からの返信が途絶えた
おそらくこの時点で、大家は勝ち目がないと思ったのだと思います。
だって、法律違反と法律違反の隠蔽をお願いしているのですから、おかしいのです。
おそらくそれはもう認めているのだと思います。
ですが、それに対してごめんなさいということは大家は言えない、プライドの高い悲しいばばあだということが完全に露呈したんです。笑
他のチリ人居住者を通じて俺に連絡してきた
そして僕が一番良く話していたチリ人居住者から電話があり、
「コウの態度はありえないので、もう出ていってもらいます。」
というのをそのチリ人居住者から伝えられました。
僕はもう出ていくことで全く問題がないので、それは飲みました。
また、その居住者(18歳)の保護者にも電話をし、僕がおかしいということを伝えたらしいのです。
グループラインにすべてのチャット内容を投稿
そしてグループチャットがあるのですが、
そこに大家と僕の全ての内容を全員に見えるように貼りました。
そして、
「法律を違反して、さらにそれを隠蔽させようとし、ロックダウンを強要してくる。さらに、全員に迷惑を欠けている。こんな大家の家に住んでいて本当にみんなはそれがいいと思いますか?」「僕は決して今回の10日間分の家賃は払いません。」
と書きました。
おかしいことはちゃんとおかしいと伝えること
やはり、おかしいことをちゃんとおかしいと伝えるのは本当に大切です。
なぜなら、
・おかしいと言わずにはいはいと従っていると、今後も自分の意見を言えない、苦しい人生が続く。
・おかしいことをしている本人が全く成長せず、他の人間たちを苦しめ続ける。
・おかしいことをおかしいと伝えることで、人が少しでも変わり、人助けにもなる。
・ちゃんと伝える練習を積むことで自分に自信がつき、言いたいことが言えるようになっていく。
というような理由から、しっかりと伝えることは本当に大切なんです。
お金持ちなどはこういう大家のような人が多い
そしてもちろんお金持ちにも色々いますが、
やはり、
「社会的に立場の高い人」
に対して強く物を言える人はかなり少ないです。
そのため、横暴な態度を取ることがおかしいと学ぶことができずに老いていってしまうのです。
本音を伝えてもらえて本心ではおそらく嬉しい
そして大家はこうして色々僕に言われたわけですが、ほぼ確実に本心の本心では嬉しいはずなのです。
というのも、誰も大家に対して本音で付き合ってくれないからです。
きっと私生活でもイライラする事とか不安になることが多い人だと思います。
まとめ:自分の思い・本音を正直に伝えること
これは慣れていないままおとなになってしまった人には、めちゃくちゃ勇気がいることです。
多分殆どの人はできません。
僕は今、親代わりの日本にいるすごく頼もしい人が支えてくれているので、その助けがあってこれをすることができました。し、チリにてまだ人生修業が続けられています。
でも今回の本音トークのおかげでまたかなり自信がついたと感じています。
ではでは、また。
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