お母さん大好きと伝えたら、実家が好きになった|家族がめんどくさいと思っていた、俺の世界を変えた経験

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※以下の記事は2,017年に書いたものです。
ですが2019年3月現在、母親のことを大好きとはもう思っていません。
このページを訪れる方はそれぞれ思いが違ってここに来ていると思います。

 

 

 

ーーーーーーー以下、過去投稿分ーーーーーーーーー

 

こんにちは、コウです。

あなたは、

「お母さん大好き」

って言えますか?

 

俺はいつの間にか、言えなくなっていた。

 

・大人なのにお母さん大好きとか恥ずかしい

・思っていたとしても、伝えることはできない

・母は大切って思ってるだけで十分なはず

・母も含め、なんだか家族と関わるのがめんどくさい、恥ずかしい

こんなことを思っていた。

 

そんな俺だけどこの8月頭頃から3週間程、実家に帰っていた。

母に会うため、
母に大好きと伝えるため、
家族に会うため。

今までは実家に帰るのがめんどくさいと思っていたのに、
最終的には実家がすごく居心地が良くて、
東京に戻るのが寂しいと感じる程になった。

その時の経験をここに書きたいと思う。

お母さんや家族は大切だけど、なんだか恥ずかしい人。
そして、なぜか寂しい感情が強いという人は、読んでみてください。

 

お母さんに大好きって伝えることになった経緯

 

今年27歳の俺が、
なぜ急にお母さんに大好きなんて伝えようと思ったのか。

それは、

「俺が母に大好きって伝えたいと思ったこと」

「いつからか、お母さんが好きという気持ちにフタをしていた事に気づいた事」

などが大きな理由。

 

今年は東京でマンションを借りて一人暮らしを始め、
心理学を勉強したり、
ブロガー業界や心理学業界など、人と関わる機会も多かった。

だけどなんだか、寂しいという感情が強かった。

「寂しい」

という感情。

仲のいい友達もいるし、関わる人はいるのに、なぜか寂しい。

この寂しいという感情を感じていたら、
お母さんに会いたいって気持ちが出てきた。

それがきっかけ。

 

俺とお母さん、家族の関係

 

うちは母子家庭で、
俺と妹を母が一人で育ててくれた。

母はいつも忙しそうに働いていて、
俺と妹のために生きているようにすら見えていた。

でもそんな忙しそうな中でも、
俺たち子供への愛情は忘れずに沢山注いでくれる人だった。

沢山働いて二人の子供を育てている母を尊敬していたし、
優しくて明るい母が大好きだった。

 

 

小さい頃は何度も大好きだと伝えていたらしい。

 

いつからか、お母さん大好きとは言わなくなった

 

でも俺たち子供が大きくなったころ、
俺はいつの頃からか、母に大好きと伝えなくなっていた。

と言っても俺にとって母は、
とてもとても大切な、なくてはならない人という認識だった。

そして今も昔も、

「母から愛されている度は何%か?」

と聞かれれば、迷う時間すら無いレベルで、

「100%だ」

と言い切れるくらいに、母からの愛を感じていた。

それに、俺も母を大切だと思っていた。

 

家族・母との関わりがめんどくさいと感じていた

 

だけど、なんだかめんどくさい、
関わるのが少し恥ずかしいという感情も同時に存在していた。

今年俺が東京に住み始めたから、
メールで、

「今度東京遊びに行くね」

とか言われても、なんかめんどくさい。

と感じていたし、
そんな風に感じる自分があまり好きではなかった。

でももちろん、母さんは超大切。

俺の母への思いはそんな感じだった。

母に好きと伝えないことは、
成長すれば当たり前のことだとも言えるかもしれない。

だけど俺にとって、
ここに向き合うことはとても大切な事。

 

3ヶ月前にも実家で一度、お母さん大好きと伝えていた

 

心理学やカウンセリングの勉強をしていると、
「親との関係」に向き合うことになる人が多い。

俺もカウンセラーの友達に言われて、
今年の3月ごろだかに一度実家に帰って、

・昔、言いたかったけど言えなかったこと

・好きという言葉

を伝えていた。

その時も好きって言うのを伝えてたんだけど、
まだ足りてなかったようだった。

だから、今回またいってきた。

「お母さん大好き」

とか十数年まともに言ってないから、すごく恥ずかしい。

 

お母さんに大好きって伝えて感じた、この人が母親で良かったという感覚

 

今回は3〜4ヶ月ぶりくらいの帰省だったんだけど、
帰ってすぐに母の手料理を食べた。
母さんのご飯が楽しみだった。

今は妹と旦那さん、赤ちゃんも実家にいるんだけど、
みんなでご飯を食べた。

普段は外食ばかりだから、
久しぶりの実家のご飯が嬉しかった。

 

そしてもう帰省したその日に、

「お母さん大好き」

を伝えることに決めていた。

 

恥ずかしい事を伝える勇気はついてきてるけど、
それでもやっぱり恥ずかしい。

小学生の途中か中学生からかとか、
いつからかなんて覚えてないけど、伝えるのをやめてからかなり時間が経つから。

だけど俺の本音が、

「お母さんに大好きって伝えたい」

だったから、伝えることにした。

それを素直に行動に移した。

 

お母さんに、大好きという気持ちを伝えること

 

ご飯が終わった後、
部屋で母さんと二人だけになるタイミングがあった。

最初はなんでもない話をてきとうにしてて、
母はよく話す人だから、
一人でいつものように何かを話していた気がする。

いつ話そうか、
いつでも良いけど、やっぱ恥ずかしいな。

無理にこんなことしなくても良いんじゃないか・・

とか思って迷ってたんだけど、
少し間が空いた時に、話し始めた。

「今回帰ってきたのは、こうこうこうで・・・」

「母さんに好きってまた伝えたくて・・・」

などと理由を話し、

かなり恥ずかしかったのだけど、

 

「お母さん、大好き」

 

と伝えてみた。

伝えていたら、俺は泣いてしまった。

前回伝えたときも泣いた気がするけれど。

 

でも今回は、

「気が済むまで大好きって伝える」

って決めてきてたから、何回も言った。

 

「お母さん大好き」

「お母さん大好き」

「母さん好き」

・・・

何回言ったかとか覚えていないけど、
泣きながら言って、抱きしめてもらった。

 

すごく嬉しかった。

 

大好き、好き、と伝えるたびに、
母さんは、

「お母さんも大好きだよ」

「お母さんも好きだよ」

って伝えてくれた。

すごく嬉しかった。

でも、分かってた。

こう思ってくれてるのは分かってたし、

母さんが俺のことを大好きでいてくれて、
何を言ってもどんな事を話しても、
絶対にこの人は俺を受け入れてくれるって分かってた。

だけど、

本気で伝えて、
相手からもしっかりと言葉にしてもらえると、
こんなに嬉しいことはないんだと知った。

「思っていることと、伝えることは、全然違う」

そして、自分が伝えることしか考えていなかったけれど、
母さんからも好きという言葉をもらえることで、
すごく嬉しい、幸せな気持ちを感じた。

「愛されている」という感覚。

 

 

滞在中はその後も何回か伝えたんだけど、
母さんに好きって伝えることに、徐々に慣れていった。

俺が自分の中で抑えていた、

「お母さん大好き」

という感情が、どんどん癒やされていっているのだと思った。

 

俺は中2の頃、大好きだったゲームをやめていた

 

いきなり何の話だという感じかもしれないけど、
俺は中2までゲームが大好きな子供だった。

パワプロ、スマブラ、マリオ、ポケモン、メダロット・・・

大好きだった。

 

 

寝る間も惜しむことなくやれるほどハマっていたし、
新しいゲームが出る時は予約して、前日はワクワクで寝れなかった程。

将来はゲームを作る人になりたいと思っていた。

そんなに好きだったのに、
なぜか中2でゲームをやめて、
たくさん勉強するようになっていた。

勉強なんてそんなにもしてなかったのに。

「なぜか?」

「なんとなく将来を考え始めたからだろう」

そう思っていた。

 

それももちろんあると思う。だけど。

 

中2のころに、母は入院していた

 

女性ならよくなる病気で、
とても軽いものだったらしいのだけど、
1週間くらい入院していたらしい。

・・・らしい。

俺は全然この時の事を覚えていない。

病院に行ったことは覚えているのだけど、
ほぼ詳細が分からない。

お母さんが過労で倒れた

 

さっき書いたとおり、
母はすごく軽い病気で入院しただけで、
全然問題はなかったらしい。

だけど俺は勝手に、

「母さんは過労で倒れたんだ」

と記憶していた。

 

覚えているのは、

過労で倒れたことと、病院に一度行ったということだけだった。

でも実際は過労じゃなかった。

 

これは憶測の要素も強いけど、

「俺が「お母さん大好き」と甘えていたら、お母さんは過労で倒れて死ぬ」

と当時の俺は思ったし、
それを無意識にずっと思い続けていたんだと思う。

今、自分で自分をカウンセリングするみたいなのができるんだけど、
それをしてたら、この言葉が涙とともに出てきたことがあった。

だから中ニの俺は、その未来を避けるためにゲームをやめて、
努力を始めたのではないかと思う。

 

 

つまり中2のあのころから、
「お母さん大好き」という感情を封じ込めて、
今まで迷惑をかけないように努力をしていたんじゃないかと。

まあ、答えなんてわからないんだけどね。

 

お母さん、大好きって伝えてから

 

帰省してすぐに、
母さんに久しぶりにたくさん大好きって言ってからも、
「母さん好き」ってのをたまに言ってた。

そしたらさっきも言ったけど徐々に慣れていってて、
俺の抑えてた気持ちが癒やされてるんだろうなと感じている。

そして、

「お母さん好き」

って伝えるたびに、

母さんは俺に対して、

「お母さんも大好きだよ」

って伝え返してくれる。

この、言い返してくれる時がすごく嬉しいし、
本当にこの人はすごいと思う。

「母さんの子で良かった」

と強く思う。

この人は本当に大きな愛を持っている。

 

感じたことは、お母さん、家族にできるだけ伝えること

 

そして、
「家族や母と関わるのが少しめんどくさい」と感じていたことすらも、伝えた。

感じたのだから、伝える。
自分に素直に。
それが、自分を大切にするっていうこと。
もちろん、伝え方は考えるけど。

そしたら、そんなの全然大丈夫だよって笑って言ってた。

むしろなんでも伝えてほしいって。

 

素直に話すことが、実家を、家族を居心地の良い場所にする

 

こうやって思っている事を何でも話すことで、
子供のころみたいに、家が居心地の良い場所になっていった。

昔は妹と母と、
みんなでご飯を食べるのが当たり前だった。
でも忙しいとか時間が合わないとかで、
いつの頃からかそういうタイミングが減っていた。

だけど今回の帰省では、
大切な妹とも沢山話せて、
明るい旦那さんとも赤ちゃんとも沢山話して、楽しかった。

 

実家、家族めんどくさいと言っていたのに、好きになってた

 

結局居心地が良すぎて、
滞在は1週間で終える予定だったのが、気づいたら20日近くいた。

「こんなに実家は楽しい場所だっただろうか」

「俺は別に東京にいなくてもいいかもしれない」

「いつ帰ってきても楽しいんだろうな」

「東京に帰るのが寂しい」

「実家楽しかった」

なんて思えた。

これは本当に驚いた。

家族や実家がめんどくさい、関わるのが恥ずかしいと感じていた俺が、
今では妹ともっと話したくて、
母さんに好きとかなり普通に伝えられて、
妹の旦那さんも好きで、家族が好きで・・・・。

 

 

こんなに人の人生は変わるのかと。

元々仲は良い方だと思っていたけど、一歩進むだけで、全然世界が違う。

 

寂しさを受け入れることが、家族と向き合う準備になった。

 

東京に越してきてからの8ヶ月間、
心理の勉強を深めにして、毎日実践した。

人の目を気にする量が減ったことや、
生きやすさの上昇は感じていたけど、
それでも満たされない感を感じていた。

だけど驚いたのが、
この20日間の実家滞在では、ストレスをほとんど感じなかったことだ。

東京にいる時はお酒の量が増えていたし、
今自由だけど、
この先の人生で何をすれば良いんだろうと何度も悩んだり、
けっこうストレスがあったし、一人で働くことに寂しい思いもあった。

だけど自分のこの寂しい気持ちを認めた瞬間、
お酒を飲みたいという気持ちが消えた。

きっとお酒は俺にとって、
寂しさを紛らすだけのものだったのだと思う。

みんなで飲む時は飲みたいけどね。

寂しさとか感じたくない感情を紛らす方法って、
酒とか異性、友達、金を稼ぐとか色々ある。

そしてそういうものに逃げてる感を感じたら、

「もしかして俺って私って、寂しいんじゃないかな?」

と疑い、その気持ちを認めてあげるのが大事だと思っている。

 

そして俺は、家族に会いたいと思った。

 

実家が居心地が良い。母が、家族が好き

 

きっと母に、家族にちゃんと向き合ったこと、
自分の気持ちを素直に話し、相手の言葉を聞いたからこそ、
居心地が良くなったのだと思う。

母とは元々仲が良いと思っていたけど、
今のほうがもっと仲がいいと思うし、妹や家族と過ごす時間が楽しかった。

 

 

これは何より、自分の本当の気持ちに素直に行動できたこと、
そして背中を押してくれた心理学の仲間のおかげだと思う。

元々かなり素直な方だけど、もっと素直に。

これからも悩むことはあると思うけど、
それでも俺は、結局は楽しく生きていけるだろう。

できないことは何もない。

 

実家帰省で、仕事に集中できた

 

そして実家に帰ってももちろんアフィリエイトをしていたのだけど、
今年で一番気楽に、かつ集中して取り組むことができて、報酬もかなり上昇した。

東京で色々と悩んでいたけど、
その悩む時間がなくなって、仕事に、人生に集中できた。

今こうして人生に集中できているのは、
この自由なビジネスモデルのおかげな部分が大きい。

これからはもっと地元に帰ってきたいし、
もっと家族との時間を大事にしたい。

これが今、俺が感じている事。
東京帰ってどう感じるのかとかがまた楽しみ!

周りの人達、俺、いつもありがとう!

 

※2018年1月21日追記

2018年の1月にお母さん、家族ともっと関わる必要性に気づき、また実家に帰省しました。

この1月の帰省で、
人に気持ちを伝える必要性、その素晴らしさを知りました。

>家族と本音で話すことは、幸せな人生には欠かせない

 

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